村上宗隆はいつメジャー挑戦する?通用しない?最短で2025年

村上宗隆のメジャー挑戦はいつ?

2022年はシーズン最多本塁打記録、令和初・史上最年少三冠王を獲得し2023年WBCでも注目を集めたヤクルト・村上宗隆選手。

NPBでの活躍ぶりからメジャー挑戦が期待される村上宗隆選手ですが、いつ頃メジャーに挑戦するのでしょうか?

今回は村上宗隆選手のメジャー挑戦について徹底調査!

  • 村上宗隆のメジャー挑戦はいつ?
  • 村上宗隆がすぐにメジャー挑戦しない理由
  • 村上宗隆はメジャーで通用しない?
  • 村上宗隆のメジャーでの評価と海外の反応

などなど、気になる情報をまとめました。

村上宗隆のプロフィール

出身:熊本県熊本市

生年月日:2000年2月2日

身長・体重:188cm/97kg

ポジション:一塁手・三塁手

投打:右投左打

背番号:55

出身高校:九州学院高等学校

2017年のドラフト会議でヤクルトスワローズより1位指名を受け入団

2019年は6番・三塁手で開幕スタメン入りし、同年5月頃よりヤクルトの4番として活躍。2019年に最優秀新人(新人王)、2020年に最高出塁率のタイトルを獲得しました。

また、2021年は史上最年少で通算100本塁打達成セ・リーグMVP受賞。自身初の本塁打王のタイトルを獲得。2022年はNPB史上最多シーズン56本塁打を記録し、令和初の三冠王を獲得するなど華々しい活躍を見せています。

国際試合は2021年開催の東京オリンピック2023年開催の第5回WBCで日本代表に選出され出場しています。

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村上宗隆のメジャー挑戦はいつ?

村上宗隆選手のメジャー挑戦は、2025年オフが最速と見られています。

現時点でNPBでは輝かしい成績を残しているので「すぐにメジャーに挑戦するべきでは?」と思う方もいるでしょう。しかし村上選手のメジャー挑戦は2025年オフが最速と考えられるのには理由のような理由があります。

  • MLBの労使協定「25歳ルール」
  • ヤクルトが3年後にポスティングを容認
  • 本人にメジャー挑戦の意思がある

それぞれの理由について詳しく解説します。

「25歳ルール」で年俸制限がある

2016年に締結されたMLBの労使協定で、25歳未満の海外選手を獲得する際には契約に使用できる金額が年俸・契約金なども含めて年間500万ドル(約5億5000万円)に制限されました。さらにマイナー契約からのスタートとなります。

この「25歳ルール」によって大型契約を結べないため、2023年はヤクルトと年俸6億円の契約を結んでいる村上選手は年俸ダウンとなることが確実です。

また、「25歳ルール」は2017年オフにメジャー移籍をした大谷翔平選手(当時23歳)にも適用されました。近年では松坂大輔選手(当時26歳)が約60億、ダルビッシュ有選手(当時26歳)が約45億の契約金でメジャーへ移籍しましたが、大谷選手の契約金は約2億6600万円です。

しかし、大谷選手の場合は契約金よりメジャーでプレーすることが目的だったため早期に移籍を実現したそうです。

ヤクルトが3年後にポスティング移籍を容認

2022年オフに村上宗隆選手がヤクルトと契約更改をした際に、球団側が3年後にポスティングシステムを利用したメジャー移籍を容認しました。2025年2月に25歳を迎える村上選手のキャリアに配慮した契約であることが伺えます。

同時に「25歳ルール」が変更された場合には、2年後のポスティング移籍も容認するという話だそうです。

アスリートにとって1年の違いは大きいといいます。送り出す日本のファンとしては海外へ行かれると寂しいですが、選手のキャリアを考えて最良の契約を提示してくれる球団は素晴らしいですね。

村上自身もメジャー志向 挑戦の意志あり

また、村上宗隆選手自身もメジャー挑戦の意志があるようです。2022年オフの契約更改後の記者会見で、村上選手は以下のようにコメントしています。

アメリカでプレーする権利を得るのは限られた選手なので、もちろん挑戦したい思いはあります。早ければ早いほどいいなと思っている。

まず(最短で)2年は日本でやるので。これからもっともっと、ヤクルトに恩返しするしかない。

【ヤクルト】村上宗隆が破格契約&メジャー前進“25歳ルール”緩和なら24年オフにも米挑戦可|日刊スポーツ

「まず2年は日本でやる」と明言しているあたりに本気度が伺えますね。ケガなど特別な理由がなければ、最短でメジャー挑戦に踏み切るのは確実でしょう。

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村上宗隆はメジャーで通用しない?

最短で2025年のメジャー挑戦が予想される村上宗隆選手ですが、「メジャーでは通用しない」といった意見もあるようです。通用しないと言われる理由は以下のとおりです。

  • WBCでの評価が悪かった
  • 2023年シーズンの成績が悪い
  • 青木宣親選手が「通用しない」と言った

WBCでの評価が悪かった

実質MLBスカウトの「品評会」とも言われた2023年3月開催のWBCでは、オリックス・山本由伸選手、ロッテ・佐々木朗希選手などが高評価を得るなか、村上選手は以下のような理由で評価が低いと言われていました

  • 三塁守備があまり上手くない
  • 三振が多い
  • 若いのに太りすぎている

このことから「村上選手はメジャーでは通用しないのでは?」と心配したプロ野球ファンも多かったことでしょう。しかし、メキシコ戦でのサヨナラ打をきっかけに海外での評価はポジティブなものに変化しているようです。村上選手の海外からの評価は後ほど詳しく解説します。

2023年シーズンの成績が悪い

2022年は56本塁打を記録し令和初の三冠王に輝くなど、大暴れだった村上宗隆選手ですが、2023年シーズン初めは前年の活躍からは信じられないほど成績が悪かったのです

その原因として挙げられるのが、

「WBCで大谷翔平選手などメジャートップクラスの打撃を目の当たりにし、焦って自分の打撃を見失ったこと」

です。

日本代表として大谷選手とともに戦った村上選手。大谷選手の打撃練習を見ていたときにとても怒っていたというエピソードがあります。本人は否定していますが、チームメイトやコーチの証言によれば「自分だってあのくらいできるはずなんだ、と思いイライラしていたようだ」とのことです。

村上選手は追いつきたいという焦りから練習方法や打撃フォーム、バット変更などを試してみましたが、結果的に何が正解かわからなくなってしまったそうです。

トレーニング方法を元に戻したことで5月中旬頃に絶不調を抜け出し、結果的に打率.256・31本塁打・84打点を記録しました。本塁打はリーグ2位など決して悪くはない成績ですが、前年の活躍と比べてみると見劣りしてしまうのでしょう。

青木宣親が「通用しない」といった

ヤクルトの大先輩・青木宣親選手は村上選手のことを「メジャーでは通用しない」と明言しています

それは2022年1月9日放送の「ジャンクSPORTS」に村上選手が出演した際のこと。理由は「英語に弱すぎる」からだそうです!

  • SRIXON(スリクソン)→スプリング
  • Sign(サイン)→シング
  • League(リーグ)→ラージ

などと読んでいたことを暴露され、「メジャーで英語が通用しない」と言われてしまいました。

ちなみにマウンドで外国人投手には「This is a easy batter.(この打者は簡単です)」と声をかけるそうです。

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村上宗隆のメジャーでの評価と海外の反応

村上宗隆選手に対するメジャーからの評価はさまざまですが、おおむね高い評価を得ているようです

まず、シーズン56本塁打を記録した2022年の成績はMLB換算で以下のようになると見られ、高評価を得ました。

  • 打率:.273
  • 本塁打:45本
  • OPS:.929

このような結果から打撃は鈴木誠也選手・筒香嘉智選手より上だと評価するMLBスカウトもいるそうです。また、同年オフにはNPB選手に詳しいMLBネットワークのジョン・ポール・モロシ氏がツイッター(現:X)で村上選手について言及したことも注目されました。

さらに2023年に開催されたWBCでは、全体的に成績が振るわなかったものの準決勝・決勝での活躍もあり、三塁守備を磨けば1億ドル(約132億円)を超える契約になると予想されています

また、2023年のWBCでアメリカ代表の三塁コーチを務めたディノ・イーベル氏は、村上選手について以下のようにコメントしています。

「パワーがある。守備もいい。本当に彼のことを気に入ったんだ。際立っていたよ」

「三塁守備での立ち振る舞い、そして彼の打撃練習を見て、特別な選手だとわかる。日本チーム全体も気に入ったが、一番目立っていたのが彼だ。彼には特に注目していた。本当に気に入ったよ」

「今でもメジャーでプレーできると思う。100%そう思う。25~30本は打てるだろう。間違いないね。スイングもいいしパワーもある」

参照:Full-Count

一方で、2023年シーズンの成績不振から岡本和真選手の方が魅力的との意見もありました。

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まとめ:村上宗隆のメジャー挑戦は2025年オフ

村上宗隆選手のメジャー挑戦時期の予想まとめは以上です。

華々しい活躍を残したものの、守備の伸びしろや打撃の不安定さから「メジャーでは通用しない」という厳しい声もあるようですね。しかし、現在20代前半とまだ若い選手のため、選手として仕上がってくるのはこれからでしょう。

今後の活躍やメジャー挑戦時の契約金額に期待です。

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