巨人・小林の年俸は1億!高額だがトレード申込み殺到中…?

小林背番号ホーム

阿部慎之助の後継者として期待された巨人の強肩捕手・小林誠司。

2019年の契約更改ではついに年俸1億(推定)の大台に乗りました。

イケメン選手ランキング2位でグッズの売り上げも上々と一見順調そうな小林選手ですが、実はトレードの申込みが殺到中との噂が…

ファンの間では年俸が高いとか安いとか…

今回は何かと噂になっている小林誠司の年俸推移や年度別成績、巨人や侍ジャパンでの活躍ぶりを振り返って検証してみましょう!

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小林誠司のプロフィール

出身:大阪府堺市南区

生年月日:1989年6月7日

身長・体重:178cm/86kg

ポジション:捕手

投打:右投右打

背番号:22

出身チーム:日本生命

小学2年生でソフトボールを始め、中学時代は大阪泉北ボーイズでプレー。

高校は広島県の広陵高校に入学。当時は捕手兼遊撃手だったが、1年冬に監督の助言で捕手へコンバート。2年秋から正捕手になります。 甲子園には2度出場し、2年春に8強、3年夏に準優勝を果たしました。

高校卒業後は同志社大学に進学。1年春からリーグ戦に出場し、大学日本代表に選出。ベストナイン3度の活躍で同志社大学のリーグ4連覇に貢献しました。

卒業後は社会人に進むことを決め日本生命に入社。1年目から都市対抗野球の全試合に捕手として出場し、2年目には社会人ベストナインを獲得しました。

2013年、社会人ナンバーワン捕手として注目を集め、巨人からドラフト1位指名を受け入団。

小林誠司の年度別成績と年俸推移

小林誠司の入団から6年の年度別成績と年俸推移を振り返ってみましょう。

【小林誠司】年度別成績と年俸推移
2014年の成績を詳しく
2014年は開幕戦で阿部選手に代わって途中出場。「阿部慎之助の後継者」として期待されました。4月6日の中日戦で初先発出場を果たし、阿部選手のケガの影響もあり新人捕手ながらスタメンで起用される機会も多数。最終的に63試合に出場しました。守備では盗塁阻止率.417と強肩も見せ、リーグ3連覇に貢献。次年度の年俸は1000万円増の2500万円となりました。
2015年の成績を詳しく
2015年は菅野智之とのバッテリーで初の開幕戦先発出場。前年同様、阿部選手の故障や一塁転向でスタメン出場の機会が多い年となりました。打率は下がったが、盗塁阻止率は.438と前年を上回る結果でした。次年度の年俸は100万円増の2600万円
2016年の成績を詳しく
2016年は開幕からスタメンマスクを被り続けました。6月の楽天戦で死球を受け左肩を骨折し一時離脱するものの、最終的には自己最多の129試合に出場。12球団で唯一の規定打席に到達しました。盗塁阻止率は.356と4割を下回ったが、セリーグトップの盗塁阻止率をマークし正捕手に定着。次年度年俸は2400万円増の5000万円でサイン。
2017年の成績を詳しく
2017年は開幕前3月のWBCで高成績を残すも、シーズンに入ると打撃不振に陥りました。138試合に出場しなんとか規定打席に到達しますが、打率は.2062年連続規定打席最下位。しかし盗塁阻止率は.3802年連続でリーグ1位を記録。またシーズン中の捕逸はわずか2であり、130試合出場した捕手では92年の古田敦也以来の少ない数字でした。11月9日には自身初のゴールデングラブ賞を受賞しました。次年度の年俸は400万円増の5400万円

2018年の成績を詳しく
2018年はシーズン序盤の打撃好調を持続することができず、スタメンの座を新人の大城卓三に譲ることが増え、3年ぶりに規定打席に届きませんでした。盗塁阻止率は.340で3年連続でリーグトップとなり、セリーグでは古田敦也(5年連続)、森昌彦(3年連続)に続き2位タイを記録。次年度年俸は600万円増の6000万円でサイン。

2019年の成績を詳しく
2019年は炭谷銀仁朗の加入や原監督の方針もあり、先発は菅野や山口俊が投げる試合に限られ出場試合は924年ぶりに100を下回った。その中で盗塁阻止率は.419と4年連続リーグトップを記録。打撃面では4月19日に先制3ラン、9月21日には山崎康晃から同点タイムリーを放つなど活躍を見せ、打率は.2446年間でNo.2の記録を出しリーグ優勝に貢献。次年度年俸は自身最高の4000万円増で1億円の大台に乗りました。

小林誠司にトレードの申込みが殺到中!?

4年連続でセリーグトップの盗塁阻止率を誇る小林選手、実は他球団からのトレードの申し込みが殺到中との噂があります。

トレード申込殺到の理由を3つの視点から考察します。

巨人の正捕手争い

現在の巨人に一軍捕手には小林選手の他に生え抜きの大城選手、昨年西武ライオンズからFA加入した炭谷選手がいます。

2019シーズンはこの3人でスタメンを回してきたため、各選手の出場機会は決して多くはありません。

また、各選手の通算打率を比較してみましょう。

  • 小林誠司:.219
  • 炭谷銀仁朗:.214
  • 大城卓三:.265

打率だけで見てみますと、プロ2年目の大城卓三がトップです。

2017年のデータではありますが、捕手の平均打率は.217。このデータと比較すると、小林選手も炭谷選手も悪くない成績ですが、前正捕手の阿部慎之助選手の通算打率.284の功績が記憶に新しいチームやファンにとっては、まだまだ物足りなさを残すところであるのも確かです。

また、原監督は打てる捕手が好きとの噂もあり、現に昨シーズンの出場試合は大城が最多でした。私も観戦していた中で、漠然とですが大城はよく打つ捕手だなとのイメージを持っていました。

小林はかねてから「盗塁阻止率は良いが打撃難」と言われている捕手。このようなことから、今後は大城が正捕手としてマスクを取るのではとの声も多くなっています。

上記のことから、このまま巨人で埋もれてしまうにはもったいないと見ている球団からのトレード申込みがあるようです。

盗塁が多いパリーグでの需要

セパの盗塁数には大きな隔たりがある。今季、セ・リーグの総盗塁数404に対し、パ・リーグは441だ。

BASEBALL KING

上記のように、セリーグに比べてパリーグの総盗塁数は多いです。

また、2019年パリーグ盗塁阻止率トップは、オリックス・若月の.371。

4年連続でセリーグ盗塁阻止率トップを記録し、4割超えのシーズンも少なくない小林選手が欲しい球団は多いでしょう。

世界のKOBAYASHI!?侍ジャパンでの活躍

巨人でのポジションは微妙な小林選手。侍ジャパンでは驚くような華々しい活躍を残しており、実は日本中から注目を集めているのかもしれません。

以下、小林選手の2017年WBCでの活躍をまとめました。

  • 千賀のフォークを止める(同大会、捕逸0)
  • 中国戦で本塁打を放つ。守備では一塁走者を牽制死させる。
  • オーストラリア戦で5回一死満塁のピンチを絶妙な声掛けで脱出。試合後の監督会見で名指しで賞賛される。
  • 準決勝、アメリカ戦でアダム・ジョーンズの盗塁を阻止。
  • アメリカ戦、チーム4安打のうち1安打を放つ。
  • 最終成績:打率.450(チームトップ)、1本塁打、6打点(チーム4位)、失策0、捕逸0、盗塁阻止率100%

大活躍ですね!当初は棚ぼた的に正捕手になれたラッキーボーイなんて言われていましたが、侍ジャパンの勝利に大きく貢献しています。

しかしシーズンが始まると全く…なところがあり、「世界のKOBAYASHI」「世界にしか通用しない男」「セ界では通用しない男」なんて言われてしまっています(笑)

また、侍ジャパンに関わらず春は打率好調で後に急降下していくことから、小林選手の打撃好成績は「春の風物詩」とも言われることも。。。

小林誠司の年俸大幅アップはランク上げ?来季中FA権獲得見込み

2019年シーズン中は目立って成績が良かったわけではない小林選手。炭谷選手の加入もあり出場試合数も減少しているので年俸は良くて現状維持では?と思われましたが、なぜここまで大幅に年俸がアップしたのでしょうか。

CランクからBランクへ

小林選手、実は2020年シーズン中にFA権獲得の見込みです。

仮に小林選手がFA権を行使して他球団へ移籍した場合、このランクは「人的補償」の有無に関係します。

ランクはチーム内の年俸順で決まるのですが、A・Bランクの選手には金銭補償、人的補償がありますがCランクの選手には補償がありません。

そのため、小林選手の年俸をBランクまで押し上げるため年俸を大幅にアップしたのでは?との見方もあります。

プロ野球・FA権取得の条件とは?人的補償やプロテクト、ランクなど徹底解説!

【追記】小林誠司 複数年契約だった

2020年は2度の骨折で何とも言えないシーズンとなった小林誠司選手ですが、12月9日に現状維持の1億円で契約更改したことが報じられました。

同時に昨年から複数年契約であったことも判明

今シーズン中に獲得見込みだった国内FA権もおあずけとなり、残り101日となりました。来シーズンの小林選手の動向に注目ですね。

まとめ:今後の年俸推移と活躍に注目の小林選手

小林選手の年俸とトレードの噂についてのまとめは以上です。

トレード、もしくはFA移籍の可能性が示唆される小林選手。炭谷選手の加入や打撃が良い大城選手の中でいかにして自身のポジションを確立していくのかが注目のポイントですが、厳しい評価の中でも活躍に期待している人もいます。

巨人の前監督、高橋由伸さんは今シーズンのキーマンは小林誠司とメディアで発言していました。侍ジャパンでの活躍や強肩といった光るものを持っている選手ですから、ぜひともがんばっていただきたいですね。

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