ムネリン(川崎宗則)の現在は?病気で引退は本当なの?
ソフトバンクホークスからイチローを追ってMLBに挑戦したり、北京五輪やWBC日本代表にも選出されたムネリンこと川崎宗則選手。
2018年の3月に突然の引退ニュースが飛び込んできて驚きましたが、現在ムネリンはどうしているのでしょうか?
また、ソフトバンク退団の理由となった病気とはどんな状況なのでしょうか?
今回はムネリンの現在について徹底調査しました!
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もくじ
川崎宗則のプロフィール
出身:鹿児島県姶良市
生年月日:1981年6月3日
身長・体重:180cm/75kg
ポジション:遊撃手・二塁手・三塁手
投打:右投左打
背番号:52
出身高校:鹿児島県立鹿児島工業高等学校
安打数の多さ、50m5.9秒の俊足から高校時代は地元球界で「サツロー(薩摩のイチロー)」と呼ばれた選手で、打撃面ではMLBに移籍する前からバットスピード・コンタクト能力はメジャーのスカウトから高い評価を得ていました。
守備は主に遊撃手として起用され、ホークス時代は超一流と評されるグラブ捌きが持ち味。
走塁面では力を抜いて走ることがほとんどなく、2006年にはベースボール・アメリカ誌で「最高の走者」に選ばれるなど海外からも高い評価を得ていました。
また、溌剌としたプレーと明るい性格でムードメーカーとしてチームに貢献。それはMLBでも同じで、踊りだしたり通訳なしで爆笑インタビューを展開するなどして大人気に。日本人では初となるMLB公認表彰「川崎宗則賞(Munenori Kawasaki Award)」を受賞しました。
イチロー選手の大ファンで、イチロー選手とプレーするためにマリナーズとの契約を希望したことも有名です。
ムネリンは引退したの?
日米で大人気のムネリンですが、なんと引退疑惑が出ています。
一体どういうことなのでしょうか?
【失踪状態】チーム唯一の契約未更改
2017年オフ、年明けまでチームで唯一契約未更改だったムネリン。
ムネリンは2016年に日本球界に復帰。2017年は故障などの影響であまり良い成績は残せませんでしたが、2年目以降に期待がかけられている状況でした。
しかし、ムネリンは2017年オフは体調不良を理由に公の場に姿を見せていません。
ついには球団公式HPの選手名鑑から名前が消え、「失踪状態」など良くないニュースが報じられるようになってきました。
メジャー時代は明るいキャラで人気者となった川崎は、昨年、日本球界に復帰。しかし契約未更改のまま越年し、キャンプにも姿を見せず、3月1日にはとうとう球団公式ホームページの選手名鑑から名前が消えた。
昨年11月の優勝パレードやファンイベントなどの球団行事にも一切参加していない。
livedoor NEWS
ソフトバンク退団と引退の報道
そして2018年3月26日、ムネリンはソフトバンク退団の決断を下します。
しかし任意引退ではなく、自由契約となる退団となりました。
2017年の故障からの復帰のためにリハビリに励んでいましたが、同時に自律神経の病気を患ってしまい、野球と距離を置いて回復に努めるための決断とのことです。
ソフトバンクは26日、川崎宗則の退団を発表した。以下、川崎宗則のコメント。
「昨年の夏場以降からリハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、身体を動かすのを拒絶するようになってしまいました。
このような状態で野球を続けるのは、今の自分には考えられません。
悩んだ末、この度、ホークス球団と協議して自由契約という形で、野球から距離をおいてみようと決断しました。
川崎宗則が元気でプレーする姿を楽しみに待ってくれている皆様には、本当に申し訳ない決断ですが、今は環境を変えて、じっくりと心と体の回復につとめます。
たくさんの皆さんに心配をかけたことを申し訳なく思っています。
同時に、たくさんの皆さんに応援して頂いていることに心から感謝しています。
本当にありがとうございます。 」
BASEBALL KING
また、ムネリンに対して球団側は「今後も話し合いを続ける」構えを見せました。
取締役 球団統括本部⻑:三笠杉彦・コメント
「一旦、自由契約の手続きはとりますが、今後も川﨑宗則選手本人との話し合いは続け、引き続き、福岡ソフトバンクホークスのみならず、野球界に貢献していただけるような形となるように、検討してゆきたいと思います。 」
BASEBALL KING
しかしこれに対して「川崎宗則 引退」との報道が出てしまったことや、「引退の可能性が限りなく高い」などと報じられたことによりファンへの誤解を生んでしまう結果となったようです。
ソフトバンクは26日、契約未更改だった川崎宗則内野手(36)の退団を発表した。任意引退ではなく、他球団へ移籍も可能な自由契約となるが、健康面や年齢的にも、このまま引退の可能性が極めて高い。
スポーツ報知
日本では引退と騒がれたムネリンですが、2019年7月に台湾の味全ドラゴンズと客員コーチ権選手として契約しました。
なんと「朝食ファンミーティング」がムネリン全開で大盛況だったそうです(笑)
ムネリンは病気?
ソフトバンク退団時のコメントにもあったように、ムネリンは「自律神経の病気」とコメントしています。
その病気が原因で「体を動かすことを拒絶するようになってしまった」とも。
本人からはっきりとした病名などの公表はありませんが、このコメントからネット上では「うつ病」や「自律神経失調症」が疑われているようです。
現在はメディアの前に姿を見せたり野球をしている姿が見られたりと元気そうに見えますが、病気を克服はしていないそう。
「克服、していないですね、今も。それを持ちつつ生きています。今までは『治そう、治そう』と思ってやって、それがダメだったんです。今の僕が持っている、大事な病気。なので、治さないようにしようということで、今もいますね」
「僕は、病気は克服してはいけないと思いますし、戦ってはいけないと思っています。まずは特徴を知り、それをいかに防ぐか。『取扱説明書』があるわけですから。『治す』よりも『付き合っていく』という考え方の方が、よっぽどハッピーだと思います」
スポーツ報知
自律神経や精神的なことが関わる病気は、本人にしかわからないところも多く難しいですよね。治さなければという気持ちが心の負担になって、ますます悪くなってしまうこともあるそうです…
同じような状態に悩まされている方にとっては、ムネリンの言葉は励みになるのではないかと思いました。
【2020】ムネリンの現在
電撃退団でファンを驚かせたムネリンですが、現在はどこで何をしているのでしょうか?
栃木ゴールデンブレーブスと契約
ムネリンは昨年までは台湾味全ドラゴンズと契約していましたが、今季は新型コロナウイルスの影響で台湾に行けなかったこともあり未所属でした。
しかし8月28日、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団したようです!
ちなみに現在のムネリンですが、NPB球団への所属は考えていないそう。
BC・栃木は28日、ソフトバンクや大リーグなどでプレーした川崎宗則内野手(39)と入団合意したと発表した。9月1日から契約開始となり、背番号は52に決まった。
24日から27日までの4日間、チームの練習に参加し、初日の練習後には「NPBは考えていない」と話し、独立リーグと台湾での現役復帰を目指していた。
「4日間で決められたら決めたい。ギョーザがおいしくなかったら考えさせてもらいます」とムネリン節で栃木入りも示唆していた。
日刊スポーツ
ムネリンが人生相談を受け付けている…?
なんとムネリン、LINEブログをやってるんですね~。
その記事の中でムネリンの人生相談の告知を見つけました!!
MLBに行ったり病気でソフトバンクを退団したりと、様々な経験をされているムネリンならではの視点でアドバイスをくれそうですね。
またブログも最近のムネリンのトレーニング風景や美味しそうなご飯が掲載されていて、元気そうなムネリンの姿が見られますよ!
まとめ:ムネリンは現在も野球を続けている
日本球界復帰からソフトバンク退団までの間に色々な事があったムネリンですが、現在も独立リーグで野球を続けられているようです。
NPB復帰は考えていないようですが、何より病気で野球から離れてしまったムネリンが元気にプレーしている姿がまた見られるのは嬉しいですね。応援しています!!
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