立浪和義のすごさを解説！天才の素晴らしい先輩！落合と不仲？

2022年シーズンから中日ドラゴンズの監督に就任した立浪和義さん。

現役時代もその華々しい活躍から「ミスタードラゴンズ」の愛称で親しまれた立浪和義さんですが、具体的にどのようのところがすごかったのでしょうか？

今回は立浪和義さんの「すごさ」を徹底解説！

  • 立浪和義のすごさがわかるエピソード４選
  • 立浪和義の高校時代
  • 立浪和義の素晴らしい解説
  • 立浪和義と落合博満の不仲説

などなど、気になる情報をまとめてみました。

↓こちらの記事も読まれています↓

立浪和義のプロフィール

出身：大阪府摂津市

生年月日：1969年8月19日

身長・体重：173cm/79kg

ポジション：二塁手・三塁手・遊撃手・左翼手

投打：右投左打

背番号：３（現役時代）、73（監督時）

出身：PL学園高等学校

1987年にPL学園高校野球部の主将として甲子園で春夏連覇を達成。同年のドラフト会議にて南海ホークス、中日ドラゴンズより１位指名を受け中日ドラゴンズへ入団しました。

プロ１年目の1988年は開幕戦から先発出場し、新人王と高卒新人史上初のゴールデングラブ賞を受賞。

その後の現役時代でNPB史上最多の487二塁打・通算2480安打を記録し中日ドラゴンズで活躍。３代目「ミスタードラゴンズ」と呼ばれファンから親しまれました。

2009年に現役を引退し、2019年に競技者表彰で野球殿堂入り。

2022年シーズンからは中日ドラゴンズの監督に就任しています。

立浪和義のすごさがわかるエピソード４選

立浪和義さんの「すごさ」がわかるエピソードは、以下の４つのエピソードを紹介します！

  • 史上最多の通算二塁打を誇る「ミスターツーベース」
  • 通算安打数2480本！3000本も夢ではなかった？
  • 高卒新人１年目で新人王＆ゴールデングラブ賞
  • 「背番号３を永久欠番に！」署名運動が起こる

史上最多の通算二塁打を誇る「ミスターツーベース」

立浪和義さんは現役時代、通算487本の二塁打を記録しています。この記録はNPB史上最多で、2023年現在いまだ破られていない日本記録です！

驚くことに現役最後のヒットも二塁打だった立浪和義さんは「ミスターツーベース」とも呼ばれています。

中距離打者は長距離打者ほどの派手さはありませんが、二塁打はチャンスにもなるし打点にもつながる可能性があるので頼もしい存在だったことでしょう。

通算安打数2480本！3000本も夢ではなかった？

立浪和義さんは現役時代、通算2480本の安打を記録しました。2000本安打達成自体が素晴らしいことですが、立浪和義さんの2480本は歴代８位の安打数。

引退前の2007～2009年の３年間をレギュラーで活躍し、さらにもう数年現役を続けていたら3000本安打も達成していたかもしれないとの声もあります。

通算打率は.285と特別高くなく首位打者の獲得もありませんでしたが、好不調の波がない打者として重宝されていたようです。

高卒新人１年目で新人王＆ゴールデングラブ賞

立浪和義さんはプロ１年目（1988年）の開幕戦に「２番・遊撃手」としてフルイニング出場。同試合の６回裏第３打席に初安打となる二塁打を記録しました。

さらにすごいのは、立浪和義さんが遊撃手として出場するために前年のベストナイン遊撃手・宇野勝さんを二塁手にコンバートさせたということ。高卒新人でこのような事態を起こしてしまう「すごさ」があったことが伺えます。

同シーズンは通算110試合に出場し規定打席に到達。オフには新人王と高卒新人史上初のゴールデングラブ賞を受賞しました。

また、中日の黄金時代を支えた井端和弘さんはこの偉業について

「高卒新人で１年目で開幕スタメン出場して、ゴールデングラブ賞獲得。これは今後出てこないと思う」

とコメントしています。

詳しく知りたい方は以下の動画も見てみてください！

「背番号３を永久欠番に！」署名運動が起こる

2008年オフの契約更改時に2009年シーズン限りで引退する意向を明言した立浪和義さん。

2009年シーズン終盤に正式に引退を表明し、同年10月24日のクライマックスシリーズ対巨人戦が最終試合となりました。

立浪和義さんの引退時、ファンの間では「背番号３を永久欠番に」という運動が沸き起こり、署名活動が行われました。しかしこの要望は見送られ、2010年からは森野将彦さんが受け継ぐことを球団が発表。

しかし森野本人の要望により取り消しとなり2010年は欠番扱いに。2011年からはPL高校の後輩の吉川大幾さん、2015年からは高橋周平選手が受け継いでいます。

永久欠番にはなりませんでしたが、ファンにここまで愛された立浪和義さんの「すごさ」が伝わるエピソードですね。

立浪和義の高校時代

プロ入り１年目からその「すごさ」を発揮してきた立浪和義さんですが、実は高校時代から「すごさ」が知れ渡っていた選手でした。

立浪和義さんはKKコンビに触発されたことと、幼稚園からの幼馴染だった橋本清さん（元プロ野球選手）が進学を決めたことを理由にPL学園高等学校に入学します。

高校３年時には主将となり、第59回選抜甲子園大会と第69回夏の甲子園選手権大会で優勝を果たし甲子園春夏連覇を達成しました。

特に夏の甲子園では３番・遊撃手として21打数９安打・２本塁打・８打点の好成績を残し、優勝に大きく貢献。走攻守そろった内野手としてプロ野球各球団のスカウトからの評価が高まり、「ドラフト２位指名は確実」として注目されます。

ドラフト会議では南海ホークスと中日ドラゴンズが１位指名で競合し、くじ引きで中日ドラゴンズが交渉権を獲得しました。

立浪和義さんはプロ入り１年目にして開幕スタメンやゴールデングラブ賞、新人王獲得など、高校時代の「すごさ」がプロで通用するレベルであったことを証明していますね。

立浪和義は「素晴らしい先輩」

立浪和義さんは「素晴らしい先輩」と呼ばれていることも有名です。

「素晴らしい先輩」と呼ばれるようになった理由は以下の「PL学園OBに聞いた立浪和義の評価」のコピペですが、ソースは不明なのだとか…。

桑田→かわいい後輩、話してて面白い

■■→どうもアイツには何も言えん、とてもいい奴だとは思う

片岡→戦友 時々怖くて話しかけられない時もあった

野村→なにもしてなくてもなにか考えてそうな奴だった

橋本清→先輩でも後輩でもなく同級生でよかった

宮本→素晴らしい先輩

福留→素晴らしい先輩

松井→素晴らしい先輩

前川→怖かった

今江、朝井→素晴らしい先輩

小窪→雲の上の存在

マエケン→素晴らしい先輩

このコピペが生まれた経緯は、現役時代に週刊誌から「暴力団とのつながりがある」「犯罪まがいの女性問題」「某有名タレントと不倫」などダーティーなイメージを植え付けられたことが関係しています。

また、立浪和義さんは野球に真摯に取り組む姿勢に鬼気迫るものがあったり、引き締まった凛々しい顔つきから「怖い人」と誤解されることもあったそうです。

このような経緯で

「PL学園の後輩たちは立浪に逆らえず、テンプレ通りに『素晴らしい先輩』と言うしかない」

というイメージをネタにして「素晴らしい先輩」のコピペが爆誕しました。

立浪和義と落合博満の不仲説

立浪和義さんは元中日ドラゴンズ監督の落合博満さんとの不仲説が噂されています。

不仲説の理由は、2004年に落合博満さんが中日ドラゴンズの監督に就任してからのことです。当時の立浪和義さんは「ミスタードラゴンズ」と呼ばれ、中日の中心選手として活躍していました。

成績もよく人気も高かった立浪和義さんは球団から特別扱いを受けていましたが、落合博満さんが監督に就任してからは以下のように特別扱いを撤廃したそうです。

  • バスの立浪専用席を撤廃
  • 遠征時のホテルで監督・立浪がスイートだったのを監督のみに変更
  • 遠征で飛行機に乗る際、監督と立浪がファーストクラス（＋8,000円）だったところ、立浪をクラスJ（＋1,000円）に格下げ
  • ベンチ前列中央の立浪専用席を撤廃
  • 立浪をスタメンから下ろす際は事前説明が必要だったのに説明しない

特に、スタメンを外す際の事前説明がなかったことに立浪和義さんが激怒し、落合博満さんとの確執が深まったと言われています。

この不仲説については立浪和義さんが自身の「野球殿堂入りを祝う会」で

「落合監督との関係が良くなかった」

と告白。そのうえで

「日にちを重ねるごとに落合監督の考え方がわかり、一番野球を勉強した。一番、人間的に成長させてもらった。」

と感謝の言葉を述べていました。

まとめ：立浪和義のすごさが成績からわかる

立浪和義さんの「すごさ」についてのまとめは以上です。

すごい成績を残している反面、週刊誌やPL学園出身といったところから誤解されている面もあるようですね…。

「素晴らしい先輩」なので、中日ドラゴンズが優勝したら「素晴らしい監督」になるのでしょうか？

↓こちらの記事も読まれています↓

1件のコメントがあります

Comments are closed.