巨人歴代キャプテン一覧!どんな人が主将になった?活躍や実績も紹介!

NPB球団の中で最も深い歴史を持つ巨人ですが、これまでどんな選手がキャプテンを務めてきたのでしょうか?

今回は巨人の歴代キャプテン一覧と、印象的な活躍を残した選手をピックアップしてまとめます!

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巨人歴代キャプテン:1~10代

選手名
1 二出川 延明 1935
2 田部 武雄 1936
3 津田 四郎 1936
4 水原 茂 1937
5 中島 治康 1942
6 沢村 栄治 1943
7 藤本 英雄 1944
8 千葉 茂 1946~1950
9 中尾 硯志 1951~1957
10 川上 哲治 1958

初代キャプテンは「俺がルールブックだ」の名言で有名な二出川延明さんを始め錚々たる顔ぶれが揃っていますね!

1代目から7代目までは1年交代になっていますが、どうやら短い年月で巨人を去った方や、戦時中は徴兵の影響がありそうです。

今回は長年巨人で活躍された選手からピックアップしてご紹介します!

第6代:沢村 栄治

戦前のプロ野球黎明期において豪速球投手として名を馳せた沢村栄治選手。

日本プロ野球史上に残る伝説の選手の一人でもあり、NPB史上初の最多勝利・最高殊勲賞(MVP)を獲得した選手です。

また、史上2人目のシーズン防御率0点台や、史上初の投手5冠・ノーヒットノーラン達成など様々な記録を打ち立てました。

1936年から1943年まで東京巨人軍で活躍し、1944年に戦死。

現在の沢村賞は沢村栄治さんの功績を称えて制定されました。

第8代:千葉 茂

1938年に東京巨人軍に入団し、1956年に引退しました。二塁手のレギュラーとして活躍し、川上哲治さん、青田昇さんらと巨人の第1期黄金時代を築き上げた選手です。

また、セ・リーグ初のベストナインを受賞。二塁手として合計7回受賞し、高木守道と並んで史上最多の受賞となります。

1958年に近鉄バファロー(後に「近鉄バファローズ」)の監督に就任。「バファロー」は千葉さんのニックネーム「猛牛」にちなんで、監督就任を機に改名されたそうです。

第10代:川上 哲治

青田昇選手、千葉茂選手と共に第一次巨人黄金時代の中心選手で、戦中~戦後におけるプロ野球界のスターとして活躍。

現役時代からその卓越した打撃センスで「打撃の神様」と呼ばれ、史上初の2000本安打を達成したことで有名です。

巨人軍第7代4番としても活躍されました。

また、引退後は巨人のヘッドコーチを経て監督に就任

王貞治・長嶋茂雄選手を率いてジャイアンツの黄金時代を築き上げ、プロ野球史上唯一の9年連続セリーグ優勝・日本一(V9)を達成し「プロ野球の生き神様」と呼ばれる伝説的な存在になりました。

巨人歴代キャプテン:11~19代

選手名
11 広岡 達朗 1959~1960
12 藤尾 茂 1961
13 長嶋 茂雄 1971
14 王 貞治 1972~1975
15 柴田 勲 1976
16 吉村 禎章 1998
17 小久保 裕紀 2006
18 阿部 慎之助 2007~2014
19 坂本 勇人 2015~

第11代から19代も長嶋茂雄さん、王貞治さんなどレジェンド達が名を連ねています!

ちなみに空白の期間があるのですが、調べてみたところ主将不在の期間もあるようです。

注目選手をピックアップしてご紹介します!

第13代:長嶋 茂雄

1958年から1974年まで読売ジャイアンツで活躍し、「ミスタージャイアンツ」「ミスタープロ野球」と呼ばれる名選手です。

川上哲治氏の後、長きにわたり巨人の4番打者として活躍。同時期に活躍した王貞治氏とともに「ON砲」と称され、二人のバッティングは巨人V9達成に大きく貢献しました。

通算打率.305400本塁打・2000本安打・1500打点を達成し、シーズン最多安打は10回と歴代最多。特に大舞台での勝負強さは有名で、日本シリーズMVPは歴代最多の4回獲得

また守備範囲の広い名三塁手盗塁・三塁打の多い俊足としても知られ、走攻守バランスの取れた名選手でした。

引退後は巨人の監督に2度就任し、松井秀喜選手や阿部慎之助選手を育てたエピソードも有名。5度のリーグ優勝・2度の日本一に巨人を導きました。

第14代:王 貞治

長嶋茂雄氏の後にキャプテンを引き継いだのは「ON砲」として共に活躍した「世界の王」、王貞治氏です。

「一本足打法(世界のフラミンゴ)」と呼ばれる独特の打法が特徴。前出の長嶋茂雄氏と共に「ON砲」と称され、巨人V9達成に大きく貢献し国民的人気を誇りました。

また史上3人目の三冠王達成者で、世界記録となるレギュラーシーズン通算本塁打868本など数々の日本記録を保持しています。

現役引退後は巨人・ダイエー・ソフトバンクで監督を歴任し、第1回WBC日本代表の優勝監督でもあります。

第18代:阿部 慎之助

原辰徳監督に「史上最強のキャッチャー」と言わしめた強肩・強打の捕手

2000年代から2010年代前半まで巨人の正捕手・4番として活躍し2度のリーグ3連覇を含む8度のリーグ優勝・3度の日本シリーズ優勝に貢献。

攻守の卓越したプレーに加え、熱血と気さくな性格でチームの精神的支柱として巨人を支えました。

また、2013年には第2回WBC日本代表に選ばれ、主将・4番・正捕手の三役を兼任し優勝に大きく貢献。

個人成績では2000本安打・400本塁打を達成する快挙を成し遂げています。

第19代:坂本 勇人

2006年に巨人に入団し、遊撃手として現在も活躍しています。

2008年には巨人では松井秀喜以来の10代でのスタメン入りを果たし、以降36試合連続出塁、通算200本塁打といった記録を達成。

2020年11月8日にはプロ野球史上通算53人目の2000本安打を右打者最速で達成しました。

2014年12月、ハワイでの優勝旅行にて戦後最年少となる26歳で阿部慎之助に代わる主将に任命。以降、現在まで巨人軍の主将としてチームを牽引しています。

まとめ:歴代キャプテンは巨人の顔

巨人歴代キャプテンについてのまとめは以上です。

やはり巨人のキャプテンともなると球団、ひいては球界の顔となる選手ばかりですね!心なしか歴代4番打者に名を連ねた選手が多いように思います。

しかし巨人は歴史が長い球団ですが、意外と19人しか歴代キャプテンがいなかったことが一番の驚きでした。

空白の主将不在期間の影響でしょうか?この不在期間についても情報を見つけ次第追記していきます!

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