ヤクルト・田口麗斗の年俸は?成績や球種・球速、体型など徹底調査!

2021年に巨人から廣岡大志選手とのトレードでヤクルトに移籍し、大きな話題となった田口麗斗選手ですが年俸はどのくらいなのでしょうか?

今回は田口麗斗選手の年俸について徹底調査!

成績や球種・球速などもまとめてみました。

田口麗斗のプロフィール

出身:広島県広島市佐伯区

生年月日:1995年9月14日

身長・体重:171cm/83kg

ポジション:投手

投打:左投左打

背番号:34

出身高校:広島新庄高等学校

2013年のドラフト会議で巨人から3位指名を受け入団。

130km/h後半の直球とスライダーを中心に投球を組み立てる投手で、奪三振力・制球力が高い点が特徴。中継ぎとして指名されたがスタミナもあり先発で起用されることもあります。

2019年WBCプレミア12では日本代表に選出。

2021年3月1日に東京ヤクルトスワローズに廣岡大志選手との交換トレードで移籍。

愛称はマリモ。

田口麗斗の年俸推移

年度 年俸 差額 球団
2014 600万円 巨人
2015 630万円 +30 巨人
2016 1800万円 +1170 巨人
2017 5000万円 +3200 巨人
2018 9000万円 +4000 巨人
2019 7500万円 -1500 巨人
2020 8500万円 +1000 巨人
2021 7000万円 -1500 ヤクルト
2022 7000万円 ±0 ヤクルト

2013年のドラフト会議で巨人より3位指名を受け、契約金5000万円・年俸600万円(推定)で入団。

先発ローテーション入りや日本代表選出などを経て2018年までは順調に昇給を重ねます。

しかし不振が続いた2018年の翌2019年と、左太腿の張りで登録抹消が続いた2020年の翌2021年はいずれも1500万円の減俸となっています。

田口麗斗の成績

年度 登板 勝利 敗戦 奪三振 防御率
2015 13 3 5 64 2.71
2016 26 10 10 126 2.72
2017 26 13 4 122 3.01
2018 16 2 8 60 4.80
2019 55 3 3 66 4.13
2020 26 5 7 58 4.63
2021 33 5 9 81 4.02

プロ入り1年目の2014年は二軍戦で7試合に登板。2勝0敗・防御率1.75を記録しました。

2015年4月11日のヤクルト戦で先発投手として公式戦初登板を果たし、同年は先発ローテーション定着とはならなかったものの13試合に登板。3勝5敗・防御率2.71の成績を残しました。

2016年も開幕から先発ローテーション入りし、4月27日の阪神戦で初完投、8月3日の中日戦で初完封を上げます。最終的に26試合に登板し、チーム唯一の2桁勝利(10勝)を挙げ規定投球回数に到達。オフには「侍ジャパン 野球オランダ代表 野球メキシコ代表 強化試合」の日本代表に選出されました。

2017年は開幕から好調を維持し、一時は8連勝を記録。連勝がストップするとやや調子を落とすものの、最終的に前年を上回る13勝を挙げました

2018年はシーズン当初から調子が上がらず、7月上旬に登録抹消。以降9月のヤクルト戦に登板した以外は一軍登板はなく、登板10試合連続勝ち星なしで最終的にわずか2勝でシーズンを終了

2019年は開幕を二軍で迎え、5月5日に一軍昇格を果たすと同日の広島戦で4年ぶりとなる中継ぎとして登板。このシーズンはオールスターを挟んで10試合連続登板のセ・リーグタイ記録を記録するなど、55試合に登板する大活躍でチームのリーグ優勝に貢献しました。オフにはプレミア12の日本代表に選出され、中継ぎとして日本の初優勝に貢献。

2020年は開幕ローテーションの2人目として1勝1敗を挙げ、3試合目の先発となった7月4日中日戦で3回を投げ終えたところで左太腿の張りのため降板。以降、登録抹消と再登録を繰り返し、10月18日に再登録されてからは中継ぎに配置転換されシーズンを終えました。

2021年は開幕直前の3月1日に、ヤクルト・廣岡大志選手との交換トレードで東京ヤクルトスワローズに移籍。先発投手として登板するも、野手の援護に恵まれないなどで勝利投手になれないことが続きました。終盤に入るとブルペンに入り左打者へのリリーフを中心に奮闘。ヤクルトにおいても先発・リリーフの両方をこなしチームの優勝に貢献しました。

田口麗斗の球速・球種は?体型の特徴

田口麗斗選手は身長171cmと投手としては小柄です。

130km/h台後半の直球とスライダー・フォーク・カットボール・ツーシームを中心に投球を組み立て、そこにチェンジアップ・スローカーブなどの緩い変化球も加えています。

自己最速は150km/h(2019年8月4日・横浜戦リリーフ時)。

高校時代は最速147km/hを計測した直球・カーブ・スライダーなどで特にキレのあるスライダーが武器であり、小柄を差し引けるほどに素晴らしいとスカウトからも高評価を得ていました

奪三振力・制球力が高く、当初は中継ぎ候補として指名されましたがスタミナもあります。

制球力については、炎の体育会TV出演時にも話題になりましたね。

また、田口麗斗選手は小柄で少しぽっちゃりとしている時があるため、体型にも度々注目が集まります。

「太って調子が悪い」と言われた時期もあり、2018年に二軍に降格した際には「痩せろということ?」との噂が流れました。

というのも、二軍降格時の斎藤コーチが

「もう、きついな。下でしっかりやってくれ、と本人にも伝えた。

(二軍でも登板はある?)もちろん。調整じゃないから。考えてやってくれれば。」

とコメントしていたため、体型への指摘ではないかと思われたようです。(きついなって、そういうこと?笑)

太りすぎを指摘が多いことについて田口選手は

「確かに体は大きくしました。筋量も増えたし、体重も増やしたんですけど、それでも去年から3キロ増くらい。単純に『太った』というのは違います。

ただ胸回りも大きくなったんですけど、それで本来の体の正しい動きが作れているか、というと…。

パチーンという自分本来の体のターンを使うことに関しては、それが合っていなかったっていうのが現実ですね。」

とコメントしています。

なかなか肉体改造がそのまま成果に繋がるわけではないところが難しいですね。

田口選手は栄養学も勉強されてしっかり食事管理もされている印象ですから、単なる不摂生や自覚のなさが原因ではなさそうです。

まとめ:田口麗斗の年俸は成績に比例している

田口麗斗選手の年俸や成績についてのまとめは以上です。

活躍した翌年は順調に昇給し、不調だった翌年は減俸するという納得の年俸推移だったように感じました。

先発・リリーフ双方こなす器用さでヤクルトでも活躍されていますから、今後の年俸・成績の推移にも注目ですね。