村上宗隆は物干し竿で素振りをしていた!父とのホームランエピソード

村上宗隆は物干し竿で素振りをしていた

令和初にして史上最年少で三冠王を獲得したヤクルト・村上宗隆選手。日本を代表するホームランバッターとして名を馳せる村上選手ですが、小学生の頃に物干し竿で素振りをしていたそうです。

今回は村上宗隆選手の「物干し竿トレーニング」について徹底調査!

  • 村上宗隆が物干し竿で素振りをしていた理由
  • 村上宗隆のトレーニングに影響を与えた人物
  • 村上宗隆の物干し竿トレーニングの効果

などなど、気になる情報をまとめました。

村上宗隆のプロフィール

出身:熊本県熊本市

生年月日:2000年2月2日

身長・体重:188cm/97kg

ポジション:一塁手・三塁手

投打:右投左打

背番号:55

出身高校:九州学院高等学校

2017年のドラフト会議でヤクルトスワローズより1位指名を受け入団。2018年9月16日に一軍昇格し、2019年は6番・三塁手で開幕スタメン入りを果たします。同年5月12日よりヤクルトの4番に座り、全143試合に出場。リーグ3位の36本塁打・96打点を記録。最優秀新人(新人王)を獲得しました。

2020年は最高出塁率のタイトルを獲得、2021年は史上最年少で通算100本塁打を達成し、自身初の本塁打王のタイトルを獲得するなど活躍。また、同年は史上最年少でセ・リーグMVPを受賞しました。

2021年開催の東京オリンピック、2023年開催のWBCで日本代表に選出され、日本の世界一に二度貢献しています。

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村上宗隆 物干し竿素振りと少年時代のエピソード

村上宗隆選手は小学生のころ、自宅の庭で2mの物干し竿で素振りをしていたのだそうです

きっかけは村上選手の父・公弥さんの提案。スイングが小さくなりがちだった小学生時代の村上選手に「大きく振れ」と指導したのがはじまりだとか。

小学生のときは負けず嫌いで、試合に負けるたびに悔しくて実家の庭で素振りをしていたそうで、これか日課となり中学・高校時代もずっと変わらなかったそうです。

ティーバッティングではなく素振りにこだわり、打てなくなったら窓ガラスに映る姿でバッティングフォームを確認しながら納得がいくまで素振りをする姿が、父・公弥さんにとって印象深いといいます。

村上選手が何度も素振りをした実家の庭は、今でも草も生えないほど踏みつぶされているのだとか。

ちなみに3歳のころからプラスチックのバットを振って遊んでいたという村上選手ですが、右利きなのに誰に教わるでもなく左で打ちはじめたそうです。

父・公弥さんは「松井秀喜さんやイチローさんの映像を見て真似をしたのではないか」と言います。

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村上宗隆の物干し竿素振りは高橋由伸の影響

村上宗隆選手の父・公弥さんが2mの物干し竿での素振りを提案したのは、元巨人・高橋由伸さんの影響なのだとか

高橋由伸さんは少年時代に2~3mの竹竿を振って練習していたというエピソードがあり、これを知っていたからだそうです。

ちなみに村上選手自身も、小さいころは高橋由伸さんのマネをしていたのだとか。天才バッターを参考にしたことが現在の素晴らしいバッティングにつながっているのでしょうか。

高橋由伸さんについては以下の記事で詳しくまとめています。

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物干し竿で素振りをする効果とは

では、実際に物干し竿で素振りをした場合、どのようなトレーニング効果が得られるのでしょうか。調べてみたところ、以下のようなトレーニング効果が得られるようです。

  • 大きくスイングできるようになる
  • 下半身を使ったスイングが習得できる
  • 上半身が前に突っ込まなくなる

2m以上と長い物干し竿でスイングをすると、通常のバットに比べ遠心力が強くなりバットに振り回されるような形になります。それを防ぎバランスを保つために体幹や下半身を使い、さらに頭を後ろに残して抵抗しようとするため、体全体を使った美しいバッティングフォームを身に着けられることもメリットです。

前述した元巨人・高橋由伸さんは「腕力もなかったので、体全体をどう使えば振れるのか自然と覚えていった」と話しています。

また、同じく少年時代に竹竿での素振りを練習に取り入れていたという巨人・丸佳浩選手は、「ヘッドを走らせる感覚を養う」のに効果的だと言います。

まとめ:物干し竿は村上宗隆のホームランの原点

村上宗隆選手が物干し竿で素振りをしていたエピソードのまとめは以上です。

村上選手が物干し竿で素振りをしていたことも驚きでしたが、竹竿など長い棒での素振りをトレーニングに取り入れている選手が意外と多いことも驚きました。

打撃に秀でている選手が多かったので、正しくトレーニングに取り入れることで効果が期待できるのではないでしょうか。