巨人セカンドレギュラーになるのは誰だ!?歴代セカンドと有力候補まとめ
6月19日に開幕したプロ野球、巨人はセカンド吉川尚輝で始まりましたね!
昨シーズンを振り返ると、巨人のセカンドには期待の若手が複数出場していました。しかし未だセカンドのレギュラーが固定できていない現状。
今回は巨人の歴代セカンドと、現在のセカンドレギュラー候補についてまとめました!
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もくじ
巨人歴代セカンドレギュラー
これまでの巨人のセカンドレギュラーを、通算成績と取得タイトルと共に振り返ってみましょう。
千葉 茂:1938~1956
試合数 | 1512 |
打率 | .284 |
本塁打 | 96 |
打点 | 691 |
主なタイトル | ベストナイン:7回(1947~1953) 野球殿堂入り(1980) |
土井 正三:1965~1978
試合数 | 1586 |
打率 | .263 |
本塁打 | 65 |
打点 | 425 |
主なタイトル | ベストナイン:2回(1968,1969) ダイヤモンドグラブ賞(1978) |
篠塚 利夫(和典):1976~1994
篠塚利夫さんにサインをお願いできました!⚾️🖊☺️
— タテワキ (@fuxu_8) April 3, 2020
二つのバージョンサインがあって書き分けてくださる篠塚さんに感謝です!😊☺️😊😃
中々固定できない巨人のセカンドのポジション競争してセカンドのポジションは自分だという選手が出てきて欲しいですね!⚾️⚾️⚾️
篠塚さんありがとうございました😊 pic.twitter.com/uMpaUR0szi
試合数 | 1651 |
打率 | .304 |
本塁打 | 92 |
打点 | 628 |
主なタイトル | ベストナイン:5回(1961,82,84,86,87) ゴールデングラブ賞:4回(1981,82,84,86) |
仁志 敏久:1996~2006
試合数 | 1587 |
打率 | .268 |
本塁打 | 154 |
打点 | 541 |
主なタイトル | 新人王(1996) ゴールデングラブ賞:4回(1999~2002) |
2007年以降、セカンドが固定できていない巨人
仁志氏の移籍以降、セカンドには木村拓哉、脇谷亮太、藤村大介、片岡治大、ルイス・クルーズなどの選手がつきましたが定着には至らず。
一部のプロ野球ファンの間ではこんな噂も…
仁志の呪い
2006年オフに自らトレードを志願し横浜に移籍した仁志氏ですが、その移籍理由に「原監督との確執があったのでは?」との噂がありました。
2002年、2006年に原辰徳氏が監督に就任した際、原監督は清水・仁志の「ダブル1番構想」にこだわりを見せました。
しかし2002年以降の仁志氏は故障や打撃不振に見舞われ下位打線を打つことになったりスタメンを外されるなどし、2006年ついには監督構想から外れてしまい自らトレードを志願。
仁志氏の移籍以降の巨人はなんと10年以上も正二塁手不在。ファンの間では「これは仁志の呪いでは?」と言われています。
あくまで都市伝説的なものなので、信じるか信じないかはあなた次第!(笑)
現在の巨人セカンドレギュラー候補
それでは、現在の巨人セカンドレギュラー候補を昨年度の成績と共に見ていきましょう!
吉川尚輝
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS |
3 | .125 | 1 | 2 | .846 |
2019年は腰痛の悪化で早々に1軍を離脱してしまったのであまり参考になりませんが…
昨年は開幕から1番打者として11試合で打率.390を記録しスタートダッシュに大いに貢献した期待の若手。 今シーズンも開幕戦で逆転2ラン本塁打を打つなど打撃面でも華のある選手だと思います。
また、守備面では瞬発力・スピード感が特徴の吉川選手。このスピードがコントロールできるようになれば超がつく一流の内野手になると、井端和弘氏は語ります。(参考:週刊ベースボールONLINE)
今年は故障なくがんばってくれれば期待大ではないでしょうか!?
山本 泰寛
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS |
92 | .232 | 2 | 10 | .679 |
昨年は開幕一軍でスタートしますが、1試合も出場することなく二軍落ち。その後、吉川尚輝の故障で一軍に再登録されると、スタメンで出場しアピール。
5月は好調でしたがその後調子を落とし途中出場が増えるものの、最終的に自己最多の92試合に出場しました。
出場試合数、打率はセカンド候補の中でトップです!
若林 晃弘
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS |
77 | .226 | 5 | 21 | .685 |
昨年は吉川の故障や他の二塁手の不振が相次ぎ、交流戦の期間中から9月上旬まで一軍に定着しました。
交流戦ではチーム規定打席到達者トップの打率.333を記録。一時は交流戦の打率トップに立ちました。
一軍公式戦全体では5本の本塁打を放ち、77試合中58試合で二塁、17試合で三塁、6試合で外野、2試合で一塁、1試合で遊撃を守るなどユーティリティープレイヤーとして活躍しました。
安定すれば打撃・守備ともに期待できる良い選手になりそうですね!
田中 俊太
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS |
62 | .224 | 4 | 14 | .631 |
昨年は開幕当初は7番三塁。当初はクリスチャン・ビヤヌエバとの併用でしたが吉川尚輝の故障により二塁手へ。
しかし自身の不調や若林、山本の活躍により前年より一軍出場機会は得られず成績を落としました。
田中選手は打撃よりも守備面の方に注目したい選手ですね。
増田 大輝
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS |
75 | .200 | 0 | 6 | .606 |
育成ドラフト1巡目指名の期待の俊足です。
4月19日に一軍に昇格し、代走・守備要因として出場しました。5月5日の対広島戦では「1番・二塁」でプロ入り初のスタメン出場。育成出身の内野手としては初のスタメン出場を果たしました。
また、チームがリーグ優勝を決めた9月21日の対横浜戦では、延長10回表に決勝タイムリーを放ち勝利に貢献しました。
増田選手は打撃面は目立った成績はありませんが、昨シーズンはチームトップの15盗塁を決めるなど走力に期待が高まっている選手です。
守備成績No.1は田中俊太
\🔥田中俊太が明日から1軍合流⚾️/#巨人 #スポーツ報知 pic.twitter.com/V0oNYAayN0
— 宮崎亮太@スポーツ報知📸 (@miyazaki_hochi) June 12, 2020
ここで各選手のUZRを比較してみましょう。吉川尚輝は試合数が少ないのでちょっと外しますが…
- 若林:487.2イニング UZR-6.5
- 山本:342イニング UZR-4.2
- 田中:242.1イニング UZR+2.1
- 増田:99.2イニング UZR-1.4
田中俊太のみUZRが+でほかの選手は-です。守備力重視であれば田中を起用で間違いないですね!
まとめ:今年こそセカンドのレギュラーが決まってほしい!
巨人の歴代セカンドレギュラー、現在のセカンド候補のまとめは以上です。
ようやく今シーズンが始まって見てみると、やはり吉川尚輝の打撃には光るものがありますよね。あとは怪我なくシーズンを乗り切れるか…
しかし、これだけセカンド候補が揃っているのであれば、現時点での課題をクリアしてくる選手が多く出るほど故障など離脱時のカバーはしやすいですよね!
今後の選手たちの成績に期待します!
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