【2021】プロ野球FA権取得見込み選手まとめ!注目の選手は誰?
昨年はヤクルト・山田哲人選手やDeNA・梶谷隆幸選手、ロッテ・澤村拓一選手などがFA権を取得しその動向が話題になりました。
2021年はどんな選手がFA権を取得見込みになっているのでしょうか?
今回は2021年FA権取得見込み選手を徹底調査しました!
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もくじ
【2021】FA権取得見込み選手一覧
まずは2021年にFA権取得見込み選手を球団別に一覧でご紹介します!
注目選手は名前をタップすると詳しい紹介にジャンプできるようになってますので、気になる選手がいたらタップして下さい。
読売ジャイアンツ | 小林誠司、陽岱鋼 |
阪神タイガース | 梅野隆太郎 |
中日ドラゴンズ | 田島慎二、又吉克樹、岡田俊哉、祖父江大輔、松葉貴大、福田永将 |
横浜DeNAベイスターズ | 山﨑康晃、髙城俊人、中井大介、大和、宮崎敏郎 |
広島東洋カープ | 九里亜蓮、大瀬良大地、堂林翔太 |
ソフトバンクホークス | 嘉弥真新也 |
千葉ロッテマリーンズ | 石川歩 |
埼玉西武ライオンズ | 岡田雅利、木村文紀 |
楽天ゴールデンイーグルス | 岸孝之、辛島航、福山博之 |
日本ハムファイターズ | 秋吉亮、大田泰示、近藤健介 |
オリックスバファローズ | ディクソン、比嘉幹貴、海田智行、後藤駿太 |
追記:2021年 FA宣言選手は3選手
2021年12月8日に、日本野球機構(NPB)はFA宣言選手を公示しました。
今季のFA宣言選手は有資格者97選手のうち、以下の3選手でした。
- 中日:又吉克樹選手
- DeNA:大和選手
- 西武:岡田雅利選手
多くの選手が残留を決めた今季でしたが、宣言選手3人というのは史上最少となりました。
2021年 FA注目選手を紹介!
それでは、2021年にFA権獲得見込みの選手の中から注目選手をピックアップして紹介します!
小林誠司(捕手)
2021.7.6 前橋#小林誠司 pic.twitter.com/U2lHT99ms0
— 礫 (@soho_roka) July 11, 2021
2013年のドラフト会議で読売ジャイアンツから1位指名を受け入団。
盗塁阻止率リーグトップを2016~2019年4年連続で記録する強肩捕手で、2017年の盗塁企図数は50で12球団最少でした。
また2017年のWBC、2019年のプレミア12で日本代表に選出。
2021年シーズン終了現在でFA権取得済みとなっていますが、巨人と複数年契約を結んでいるため今オフのFA権行使はないと思われます。
小林誠司選手の成績や年俸については、以下の記事で詳しくまとめているので気になる方は読んでみてください!
【関連】巨人・小林の年俸は1億!高額だがトレード申込み殺到中…?
陽岱鋼(中堅手)
2016年オフに一度FA権を行使して日本ハムから巨人に移籍した陽岱鋼選手ですが、FA権の再取得が近づいています。
範囲の広いセンター守備が特徴で、2013年は400イニング以上出場した中堅手としてリーグトップのUZR13.3を記録。
これまでに4度のゴールデングラブ賞を受賞しています(2012~2014、2016)。
2021年シーズン終了現在、見込まれていたFA権は取得できず残り76日となっています。
11月25日に巨人を退団する旨を発表。今後の動向に注目です。
梅野隆太郎(捕手)
【サンスポ報道】阪神・梅野隆太郎を侍ジャパンに追加招集へhttps://t.co/60CTnQbfRW
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 17, 2021
代表に内定した広島・會澤翼が左脚を痛め、16日に出場選手登録を抹消。代表辞退が不可避な状況となり、この日までに梅野に追加招集の打診があったとみられる。 pic.twitter.com/8Y3F41fNJW
梅野隆太郎選手は捕手のシーズン捕殺日本記録(123,2019)を保持する阪神タイガースの正捕手です。
2013年のドラフト会議で阪神タイガースより4巡目指名を受け入団。
投球を後ろに逸らさない「ブロッキング」について投手陣からの信頼が厚く、捕球技術への評価が高い選手。
強肩と正確な送球を持ち味とする盗塁阻止に加えバント技術にも長け、走塁技術にも関心があり阪神の球団捕手盗塁記録を樹立するなど多才な選手です。
また、2021年東京オリンピックの日本代表選手にも選出。
2021年シーズン終了現在、FA権を取得済み。
12月3日にFA権を行使せず阪神タイガースに残留することを発表。
梅野選手は残留について
「今年あと少しのところで優勝を逃して本当に悔しい思いをして、やっぱりこのチームで優勝したい。その思いが一番でした。
自分自身で考えに考え抜いて出した結論なので、少し時間はかかってしまいましたが、今はこのチームで絶対に優勝するという思いだけです。」
とコメントしています。
又吉克樹(投手)
2013年のドラフト会議で中日ドラゴンズから2巡目指名を受け入団。
サイドスローから投げる最速152km/hのストレートとスライダー、シュートを混ぜた投球が特徴。
リリーフで起用された際にイニング数を上回る奪三振数が魅力で、2014年シーズンの9イニング換算の奪三振率は11.51と200人以上と対戦した投手でリーグトップを記録。
2021年シーズン終了現在、FA権を取得済み。
11月29日に記者会見を開き、FA権行使を表明しました。
又吉選手本人はFA権行使の意図について
「独立リーグ出身初の宣言はしたいという気持ちはずっとあった。立浪監督には残って欲しいと言っていただき、その上で選手の権利なのでと認めていただけたので感謝しています。」
とコメント。今後の動向に注目です。
祖父江大輔(投手)
【中日】祖父江、巨人”岡本和斬り”で1イニング無失点の盤石リリーフ(中日スポーツ)- Yahoo!ニュース https://t.co/TdxXJw0wcq
— のもとけ (@gnomotoke) July 7, 2021
3戦連続でビハインドでの登板ながら、きっちり役割を果たした右腕は「頑張ります」と事もなげだった。 pic.twitter.com/jxBylZ5feQ
2013年のドラフト会議で中日ドラゴンズから5巡目指名を受け入団。
プロ入りから一度も先発登板はなく、中日のリリーフの柱としてブルペンを支えています。
2020年にはリーグ最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。
2021年7月14日現在、FA権取得済みとなっています。
11月25日にFA権を行使せず残留することを発表。
今後取得見込みの海外FA権についても「(行使は)考えていない。ずっと愛知県にいて、ドラゴンズにいたい。」と地元愛・ドラゴンズ愛を表明しました。
山﨑康晃(投手)
山﨑康晃 防御率1.98 3勝1敗17H 8失点←これ https://t.co/3Ri926Grzl pic.twitter.com/cHPQAkueLo
— NANJ of US プロ野球速報 (@nanj_of_us) July 8, 2021
2014年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから1巡目指名を受け入団。
クロスステップのオーバースローから繰り出す最速153km/hのストレートと落差の大きいツーシームを武器に、クローザーとして活躍。
2015年は新人王を受賞し、2018・2019年に最多セーブ投手のタイトルを獲得しています。
また、2015・2019年のプレミア12、2021年の東京オリンピックで日本代表に選出。
2021年シーズンを終了し、FA権取得済み。
12月7日、横浜DeNAから山﨑康晃選手がFA権を行使せず残留する見通しであることが発表されました。
宮﨑敏郎(内野手)
2012年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから6巡目指名を受け入団。
打撃面ではフルスイングで右方向を中心に広い角度に渡って長打力を発揮し、守備面では範囲は広くないものの手堅いゴロ捕球・安定した送球能力が特徴。
2017年には首位打者のタイトルを獲得し、2018年にゴールデングラブ賞を受賞。また2017・2018年のベストナインに選出されています。
2021年シーズン終了現在、FA権を取得済み。
10月29日に記者会見を開き、FA権を行使せず横浜DeNAベイスターズと6年契約を結び残留することを発表。
九里亜蓮(投手)
2013年のドラフト会議で広島東洋カープから2巡目指名を受け入団。
長身からオーバースローで投げ下ろす最速150km/hのストレートにスライダー・カットボール・ナックルカーブ・チェンジアップ・フォーク・ツーシームと多彩な変化球を使用する先発投手。
2021年シーズン終了現在、FA権を取得済み。
11月22日にFA権を行使せず広島カープに残留することを発表しました。
大瀬良大地(投手)
2013年のドラフト会議で広島東洋カープから1位指名を受け入団。
スリークォーターから最速154km/hのストレートを投げ込む速球派で、カットボールやスライダーを軸にカーブ・チェンジアップ・フォークを混ぜたピッチングが特徴の先発投手。
2014年に新人王を獲得し、2018年には最多勝利・最高勝率のタイトルを獲得しています。
2021年シーズン終了現在、FA権を取得済み。
11月18日にFA権を行使せず広島カープに残留することを発表しました。
嘉弥真新也(投手)
■ENEOS 侍ジャパンシリーズ 2019・プレミア12 出場コメント #嘉弥真新也 投手
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) October 26, 2019
「正直驚いています。日の丸を背負ってのプレーが初めてになるので緊張すると思いますが、チームに貢献できるように頑張りたいと思っています。」https://t.co/OLd0RG6ew5#侍ジャパン #sbhawks pic.twitter.com/TgPcsVZYmj
2011年のドラフト会議でソフトバンクホークスから5位指名を受け入団。
左サイドスローから最速146km/hのストレートとスライダー、シュートの変化球を投げる中継ぎ投手。
2020年は50試合に登板し18ホールド・防御率2.10と安定した成績を残しています。
また、2019年のプレミア12では日本代表に選出。
2021年7月14日現在、FA権取得済みとなっています。
石川歩(投手)
2013年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから1巡目指名を受け入団。
まとまった制球とフォームの安定感に定評があり、クイック・牽制・バント処理などにも優れたバランスの良い先発完投型の投手です。
2014年は新人王を獲得し、2016年は最優秀防御率のタイトルを獲得しました。
また、2017年のWBC日本代表に選出。
2021年シーズン終了現在、FA権取得済みとなっています。
大田泰示(外野手)
「第49回三井ゴールデン・グラブ賞」を中田翔選手(一塁手部門)、西川遥輝選手(外野手部門)、大田泰示選手(外野手部門)が受賞🎊
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) December 18, 2020
初選出の大田選手が授賞式に出席しました‼️#lovefighters pic.twitter.com/kdRro92eIQ
2008年のドラフト会議で読売ジャイアンツから1位指名を受け入団。
当初は遊撃手だったが外野手に転向し、右翼守備面では守備範囲の広さや地肩の強さが光り2018年は両リーグ右翼手2位のUZR13.3を記録しました。
高校時代は推定140メートルを放つパワーも注目され、2番打者でありながら本塁打や長打も持ち味とするバッティングも特徴。
2020年にはゴールデングラブ賞を受賞しました。
2021年シーズン終了現在、FA権を取得済みとなっています。
11月16日に日本ハムファイターズは大田泰示選手に来季契約を提示せず、保留手続きを行わないことを発表。
12月14日に横浜DeNAベイスターズと契約したことが発表され、同月20日には入団会見が開かれました。
大田泰示選手の成績や年俸については以下の記事で詳しくまとめているので、気になる方は読んでみてください!
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2021年FA ”海外志向”や”生涯宣言”の選手も
2021年にFA権取得見込みの選手の中には海外志向や過去に生涯宣言をしており、移籍しない可能性がある選手が多いようです!
例えば横浜・山﨑康晃選手は以前からメジャー挑戦を希望しているため、国内チームへの移籍は希望しない可能性があります。
ロッテ・石川歩選手は2020年オフにポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を断念した経緯があり、海外FA権取得まで残留の可能性も高そうです。
また、広島・九里亜蓮選手は過去に「生涯カープ宣言」をしているため移籍を希望しないことも考えられます。(2021.12.1追記:九里選手はカープ残留を決定。)
まとめ:2021年FA権取得選手の動向に注目
2021年中にFA権取得見込み選手のまとめは以上です。
今シーズンは投手のFA権取得が多いようですね。
特に各球団で大事な役割を担う選手も多いですから、オフの動向に目が離せません!
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