プロ野球のファールボールはいつからもらえるようになったの?

野球観戦をしていると必ず目撃するファールボール。

プロ野球選手がプレーしたボールが幸運にも自分の手の中に飛び込んできた時。そのボールはもらえるのでしょうか?またいつからもらえるようになったのでしょうか?

今回はファールボールはもらえるのか、いつからもらえるようになったのかを徹底調査!

他にもボールが飛んできやすい場所、ホームランボールはもらえるのか、キャッチに失敗して怪我しちゃった時はどうしたらいいの?など、ボールが欲しいあなた必見の情報満載でお届けします!

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ファールボールは一軍試合ならもらえる!

https://twitter.com/shakusa_ferret/status/1308276749759774723

プロ野球の試合でファールボールがもらえるのは一軍の試合のみです!

2軍の試合や教育リーグでは回収されてしまいます

ですので、選手が投げた&打ったボールが欲しい方は一軍の試合に足を運んでチャンスを待ちましょう!

また、打撃練習中にスタンドに入ったボールはファールボールでもホームランボールでも回収されてしまうため、こちらも注意が必要です。

回収される事例を知らず会場スタッフと揉めてしまう事例があるようですが、気持ちはわかるけど恥ずかしいので素直にお返ししましょう…。

ちなみに一軍試合で使われる公式球には、日付と対戦カードが刻印されています!

良い記念になりますし、1球2600円と高価なので大切に保管しておきたいですね。

ファールボールはいつからもらえるようになった?

https://twitter.com/USA__TAKERUN/status/980709381149831174

ファールボールがもらえるようになった時期ですが、2007~2008年あたりからファールボールを観客にプレゼントする球場がちらほら増えていったようです。

元々MLBではファールボールは観客にプレゼントという風習があったようなので、そちらに寄せていったのだと考えられています。

WBC開催なども影響して、日本でもMLBに倣ったやり方が取り入れられてきていますね。

ちなみにMLBでは観客席に入ったものは全てお客さんへのプレゼントという文化があります!そりゃもう折れたバットでも何でもだそうで。

この件で小さなトラブルを起こしたのが広島・鈴木誠也選手

日本代表とドジャースがアメリカでWBCの練習試合を行った際、鈴木誠也選手がうっかり投げたバットが観客席にインしてしまいます!

プレゼント文化を知らなかった日本のコーチが観客に返却を求めに行き、球場全体の観客から大ブーイングを浴びせられてしまったのだそう…

後に日本側が観客にバットをプレゼントし直して事なきを得たようです。

文化の違いで大ブーイングとはちょっと災難でしたね(^^;)

ホームランボールは記念球でなければもらえる!

ホームランボールも基本的にはもらえます!

もらえない場合というのが、そのホームランボールが選手にとって記念になるボールだった場合

例えば、プロ入り第一号ホームラン通算100号ホームランのボールだった場合です。

残念…と思いきや、記念球を返却した場合は代わりに嬉しいプレゼントがあります!

ホームランを打った選手と写真を撮れたり、サインボールなどのサイングッズがもらえたりと球団によって様々なよう。もし回収をお願いされたら快く応じましょう!

ちなみに私は、当時巨人だった中井大介選手が球団通算1万号本塁打を打った試合を観戦していました。

ちょうど私の席から3mくらい後ろにボールが落ちて誰かが拾ったと思うのですが、そのボールも記念球として回収されているようです。

このホームランボールを拾った方も、何らかの中井大介グッズや写真撮影の機会を代わりにゲットしたのでしょうか…

羨ましい!!

甲子園(高校野球)でもファールボールはもらえる

なんと球児たちの聖地、甲子園でもファールボールはもらえるようです。

プロ野球だったらまぁチケット高いしあるかなと思いますが、高校野球でももらえるのは意外ですよね!

もらえるようになったのは2002年から

日本高校野球連盟の竹中雅彦事務局長は、「子どもが捕れば、野球を始めたり続けたりするきっかけになるかもしれない」と期待のコメントをしています。

また、当時はファールボールはが観客に当たる事故が議論を呼んでいたことから、打球の行方に興味を持ってもらい事故を減らすという狙いもあったよう。

このファールボール贈呈が始まったと共に、観戦にはグラブを持参するよう呼びかけるようになりました。

ちなみに甲子園ではホームランボールは回収されます。

回収されたボールは打った選手の元へ。甲子園で何本もホームランを打つ球児は稀で、多くの選手にとってはその1本が一生の思い出になります。

ファールボールが飛んでくる場所

ファールボールがもらえることがわかりましたが、具体的にファールボールが飛んでくるのはどのあたりでしょう?

ファールボールを取りたい人も、怪我したくない人も、野球観戦に行く前には知っておきたいですね!

ファールボールが飛んでくる場所と言えばまず内野席とバックネット裏です。

そしてファールボールを取りたいのであれば、ファールフライのボールを狙う方が良いでしょう。

ファールフライが飛んできやすいのはバックネット裏になります。

ライナー性のボールを取るのは至難の業で、危険ですので自分の方向に来ると思ったらすぐに避ける体勢をとってください!!!キャッチしようと思わないで!

またライナー性のボールを横に避けるのは難しいので、前のベンチに頭がすべて隠れるくらいしゃがみましょう!地震が来たときの体勢です!

また打球を素手で取ると青あざができることがあるので、グラブを持参しましょう!

打球が当たって怪我をしてしまったら…

気をつけていたんだけどボールが当たってイテテ…怪我しちゃった…という展開にはどうすればいいのでしょうか?

怪我人の有無に関わらず、打球が観客席に着弾した場合は球場スタッフが駆け付けます。

怪我をしてしまったら駆け付けたスタッフに申告して、救護室で処置を受けましょう。

また、大前提として球場での打球による怪我は自己責任になってしまいます。

怪我をしないように試合中はボールから目を離さないようにしましょう。観客席にボールが近づいてきた時にスタッフが鳴らす警告音(笛)にも注意です!

インプレーのボールに触らないようにご注意

ボールが欲しいからといってインプレーのボールに手を出してはいけません。

もしかしたら応援している球団のプレー妨害になってしまって悲しいことになるかもしれませんし、試合観戦ができなくなる場合もあります。

メジャーでは即退場!

メジャーリーグではインプレーのボールに触ったら即退場になります。

グラウンドシートに座った際は、ファールフライになりそうなボールやフェアのボールに触らないように注意しましょう。

ちなみにイチロー選手の物まね芸人で有名なニッチローさんは、メジャーリーグの試合を観戦した際にフェアのボールを取ってしまいました…

警備員に連行されましたが、イチロー選手のものまね芸人ということで特別に退場は免除されたそうです(笑)

実況の方にも「NICCHIROOO!!」と怒られていますね…(笑)

なんでもフェアだと気付かずに捕ってしまったそうです。

あとは年末の「プロ野球珍プレー好プレー」でたまに出ますが、ファールフライを取りに来た選手の横からキャッチしてしまう観客の方がいますね。気を付けましょう。

WBC 山田哲人の幻のホームラン

実はフェンス際の打球を取ってしまったことを巡る騒動がありました。

それは2017年のWBCの日本対キューバ戦のことです。

山田哲人選手の打球がレフトスタンドに大飛球!ホームランと思われましたが、なんと山田選手は二塁を回ったところで止められてしまいます。

レフトスタンド最前列にいた観客が身を乗り出して打球を取ってしまったようで、ビデオ判定の結果ホームランは認められず。二塁打と判定されてプレーが再開となりました。

キャッチされなければスタンドに入りホームランだったと思われるこの一打を「幻のホームラン」としてスポーツ各紙は大きく報道。

さらにネット上では捕球したファンに対するバッシングが異常なまでに過熱するなど大きな騒ぎとなりました。

まとめ:ファールボールは2007年頃からもらえるように

試合観戦中のファールボールについてのまとめは以上です。

一軍戦では2007年頃からもらえるようになったファールボールですが、欲しすぎてプレーの妨害にならないように気を付けましょう。

また、無理に取ろうとして怪我をしないように注意して野球観戦を楽しみましょう!

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